【競馬】血統の役割とは?競馬予想にも役立つ血統の基本を徹底解説!

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競走馬は生き物なので親やそれ以前のご先祖がいます。

ご先祖から代々続くサラブレッドの血統は実は競馬予想に役立つのをご存じでしょうか。

当記事ではほかの公営競技にはない競馬ならではの予想ファクターである【血統】の基本について解説していきます。

血統予想を駆使すれば思わぬ高配当を手にできるかもしれません。

血統予想が気になる方はぜひ当記事を参考にしてください。

《この記事で分かること》

  • 血統の役割が分かります。
  • 親と大系統が分かります。
  • 血統の専門用語について解説しています。
  • 血統で注目したいポイントをまとめています。
  • 主流血統の特徴をまとめています。

1:競馬における血統の役割とは?

血統のイメージ

競走馬は生き物なので両親の血を引き継いでいますが、どうして血統が競馬に影響を及ぼすのでしょうか。

最初に血統が競馬にどのような影響を与えているのか、血統の役割について解説します。

1-1:競走馬は両親の特徴を受け継ぎやすい生き物

大前提としてサラブレッドは両親の特徴を継ぎやすいです。

人間でも両親に似た子が産まれやすいですが、サラブレッドも人間と同じく両親の特徴を引き継ぎやすい生き物です。

例えば、両親が現役時代にスピードに長けていたら仔も両親の脚が速い特徴を引き継ぎやすいですし、両親が身体が大きければ仔も大きくなりやすいです。

いい換えれば、両親が父母ともに現役時代に大活躍していたら、強い仔が産まれやすくなります。

そのため、現役時代の活躍が種牡馬や繁殖牝馬になったときに影響するわけですね。

1-2:血統から馬の特徴を知ることができる

血統予想を学ぶことで馬の特徴を知ることができます。

種牡馬になった馬は毎年多くの牝馬と交配します。

そのため、同じ父親の仔がたくさんターフを走っています。

種牡馬の統計は集めやすいので種牡馬ごとの統計を扱っているサイトや競馬ソフトも存在します。

例えば、短距離で結果を残している種牡馬もいれば、重馬場で好走率の高い種牡馬もいるでしょう。

統計を読み解くことで種牡馬の特徴を判断できるのです。

1-3:【番外】競馬の原点は強い馬づくりにある

競馬の原点は【最強の馬づくり】です。

強い馬と強い馬同士で交配し、より強い馬を誕生させることを繰り返して最強の馬を何百年もまえからつくり続けています。

そして、強い馬を見定める舞台が競馬場なのです。

レースを通して強い馬を見つけ出し、強い馬が種牡馬もしくは繁殖牝馬入りしてより強い馬を作るのが競馬の原点なのです。

2:【競馬の基本①】血統と両親の特徴3選

親馬と仔馬

競馬ならではの予想である血統予想は追求すればするほど奥が深いです。

そのため血統予想を理解するのは難しく思えるかもしれませんが、血統のすべてを把握しなくても競馬は楽しめますよ。

最初に両親が血統にどのような影響を与えるかを説明します。

特徴①:父馬

いうまでもありませんが、父馬とは競走馬のお父さんに当たる馬ですね。

父馬は種牡馬とも呼びます。

父馬を見ることで産駒の特徴を把握することも可能です。

例えばサクラバクシンオーの仔は短距離に強かったり、ディープインパクトの仔はスピードに長けている可能性があります。

父を見るだけで産駒の特徴を予想することができるのです。

特徴②:母馬

父馬は現役時代に活躍した馬が種牡馬入りする傾向がありますが、母馬の場合は例え未勝利の馬でも繁殖入りできます。

なぜなら、母馬は受胎してから出産まで10か月ほどかかるからです。

つまり、一頭の母馬からは1年に一度しか仔は誕生しないのです。

競馬に触れられている方なら周知の事実ですが産駒は毎年何千頭もデビューしていて需要は高いです。

そのため、重賞タイトルをつかんでいない馬や未勝利馬でも牝馬であれば繁殖牝馬として、第二の人生を送りやすいのです。

もちろん、仔は母の特徴や能力も引き継ぎやすいので母が現役時代にG1や重賞をつかんでいたらそれだけ仔にも能力が反映されやすいでしょう。

特徴③:母の父

母の父とはお母さんの父に当たる馬のことを指します。

サラブレッドは両親だけではなく、母の父の特徴も引き継ぎやすいのです。

例えば母の父が種牡馬時代、パワータイプの産駒をたくさん輩出していたとします。

そして、父馬もパワー型の産駒を輩出していたら力自慢の仔が産まれやすいです。

逆に、母の父がパワータイプで父がスピードはあるものの非力な産駒を輩出している場合は母の父がカバーすることもできます。

種牡馬や繁殖牝馬を管理する人は、両親の血統や特徴を見極めながらレースで勝てる馬づくりを日々行っているのです。

3:【競馬の基本②】大系統から血統の特徴を知る

昔の馬

大系統という言葉をご存じでしょうか。

種牡馬は産駒が活躍すればするほど多くの牝馬と交配します。

すると、同じ父馬の仔がたくさんターフで結果を残しますよね。

結果を残した馬は種牡馬入りするので血統が長く受け継がれることになるのです。

このように、一頭の種牡馬の血を引いた馬がたくさん産まれ、後世まで血が継がれることを大系統と呼びます。

そして、大系統ごとにも産駒の特徴が表れています。

当項目では現在日本国内で活躍している大系統の特徴をまとめました。

3-1:ロイヤルチャージャー系とサンデーサイレンス系

ロイヤルチャージャーとは1940年代にイギリスで活躍した競走馬です。

引退後種牡馬入りしたロイヤルチャージャーは世界中で産駒が活躍しました。

そしてロイヤルチャージャーを祖先に持つ馬がアメリカの競走馬のサンデーサイレンスです。

サンデーサイレンスはダートが主流のアメリカで活躍していましたが、日本に輸入されると芝を中心に瞬く間に日本競馬を席巻しました。

サンデーサイレンス系の馬は芝であればどんな距離でも結果を残す馬が多いです。

スペシャルウィークやダイワメジャー、そして誰もが知っているディープインパクトはサンデーサイレンスの仔です。

サンデーサイレンスが亡くなった後はディープインパクトが筆頭となり、サンデーサイレンスの血を脈々と引き継がれました。

ディープインパクトの仔であるコントレイルも無敗の三冠馬を成し遂げて現在は種牡馬入りしています。

サンデーサイレンス系の馬は今後も芝を舞台に活躍することでしょう。

3-2:ネイティヴダンサー系とミスタープロスペクター系

1950年代に活躍したネイティヴダンサーの現役時代の成績は22戦21勝でした。

種牡馬としても活躍したネイティヴダンサーの孫に当たるミスタープロスペクターは現役時代は目立った活躍は見せませんでしたが種牡馬として大輪の花を咲かせます。

世界中でミスタープロスペクターの血を持つ馬がデビューを果たしました。

そのうちの一頭がキングマンボです。

キングマンボはフランスで活躍したのちアメリカで種牡馬入りしています。

そして、初年度産駒からはエルコンドルパサー、そしてその後はディープインパクトと種牡馬二大巨塔を張ったキングカメハメハも輩出しています。

キングカメハメハは長く種牡馬として活躍しました。ロードカナロアはキングカメハメハの直仔でアーモンドアイは孫に当たります。

さて、ミスタープロスペクター系の馬を見ると芝でもダートでも短距離でも中距離でも活躍している馬が多くオールラウンダーが多いです。

唯一長距離の成績は少し見劣りしますが、それでも数多くの舞台で結果を残しているので舞台適性の幅が広い系統といえるでしょう。

3-3:ニアークティック系

カナダの競走馬だったニアークティックは大型種牡馬として大活躍したノーザンダンサーの父です。

ノーザンダンサーは世界中に産駒を輩出しました。

そのうちの一頭であるノーザンテーストは日本に輸入されてから瞬く間に優秀な産駒を日本競馬界に送ります。

母の父としても優秀で、ダイワスカーレットやダイワメジャー、カンパニーはノーザンテーストの血を引いています。

ニアークティック系の馬の特徴としては筋肉量が豊富でパワー型の馬が多いです。

例えばノーザンダンサーの子孫であるクロフネやハービンジャーはダートや洋芝で結果を残し、その傾向は産駒にも継がれています。

力の求められる馬場で結果を残す馬が多いのがニアークティック系の強みといえるでしょう。

4:知っておきたい5つの血統の専門用語

勉強のイメージ

血統にはたくさんの専門用語が存在します。

専門用語を知るとより血統を深く知ることができます。

血統用語の中でもとくに知っておきたい5つの用語について解説します。

その①:インブリード

すべての競走馬には4世代もしくは5世代前の両親の表がまとめられています。

そのなかに同じ馬がいると、その馬はインブリードと呼びます。

例えば、三冠馬のオルフェーヴルは2世代前の母の父(母の母の父)がノーザンテーストで、3世代前の母の父(父の母の母の父)もノーザンテーストでした。

3世代前と4世代前にノーザンテーストがいることから、オルフェーヴルはノーザンテーストのインブリードになります。

その②:アウトブリード

アウトブリードとは、4世代前もしくは5世代前に同盟の馬が一頭もいない馬をいいます。

オルフェーヴルの前の三冠馬であるディープインパクトは5大血統に同名の馬が一頭もいません。

そのためディープインパクトはアウトブリードになります。

その③:ニックス

ニックスとは、レースで勝つ確率が高い交配の組み合わせをいいます。

滅多にありませんが、ある種牡馬とある繁殖牝馬の組み合わせで産まれた仔はなぜかレースで勝つことが多いときがあります。

有名なニックスは『父ステイゴールド×母の父メジロマックイーン』です。

この組み合わせで誕生したオルフェーヴルは三冠馬となり、ゴールドシップはG1タイトルを6つ手にしました。

ほかのニックスを挙げると『ディープインパクト×母の父ストームキャット』の組み合わせです。

キズナやラヴズオンリーユー、ダノンキングリーはこの組み合わせで誕生し、G1タイトルをつかんでいます。

その④:種牡馬

種牡馬とは産駒の父に当たる馬です。

種牡馬の役割は、優秀な競走馬を輩出することです。

種牡馬入りした馬は仔が活躍することを願い、繁殖牝馬と交配します。

種牡馬の難しいところは、現役時代の活躍が必ずしも産駒に継がれるわけではないところです。

例えばディープインパクトの仔は父と同じように大舞台で活躍する馬が多かったです。

しかし、オグリキャップやテイエムオペラオーのように現役時代の活躍とは裏腹に、全く産駒が活躍しなかった種牡馬もいます。

産駒が活躍するかはある意味運否天賦なのです。

その⑤:奇跡の血量

3世代前と4世代前に同一の祖先がいると、18.75%の血量を持ちます。

18.75%の血量を持つ馬はなぜかレースで結果を残すことが多いことから奇跡の血量と呼ばれるようになりました。

先ほど紹介したオルフェーヴルも3代前と4代前がノーザンテーストなのでノーザンテーストの血を18.75%引く奇跡の血量持ちです。

ほかに奇跡の血量持ちを挙げると、2017年のダービー馬であるレイデオロはミスタープロスペクターの血を18.75%継いでいます。

デアリングタクトやエフフォーリアは3代前と4代前にサンデーサイレンスがいるのでサンデーサイレンスの血を18.75%継いでいる奇跡の血量持ちとなります。

5:血統予想で見るべき3つのポイント

血統予想の基本は両親や先祖がどんな馬かを見ることから始まります。

血統予想を行うにあたってとくに重要視すべき3つのポイントを紹介します。

ポイント①:父馬の特徴を知る

血統予想する際は父馬と父馬の特徴を知ってほしいです。

競走馬は父の影響を受けやすいので父を見るだけで産駒の特徴を知ることができます。

例えば、ディープインパクトの仔であれば瞬発力に期待できますし、ステイゴールド系の馬であれば頑丈さに期待できるでしょう。

種牡馬の特徴さえ理解していたら、馬の父親を見るだけでどのような特徴を秘めているかが分かりますよ。

ポイント②:母の父の特徴を知る

競走馬は母の父の特徴も引き継ぎやすいです。

例えば、現役時代に天皇賞(春)を制した長距離馬のメジロマックイーンが母の父であれば産駒のスタミナの高さに期待が持てます。

母の父も父馬と同じくらい馬に影響を及ぼしているので父同様母の父にも目を配ってください。

ポイント③:兄弟を見る

繁殖牝馬は毎年種付けを行われるので一頭の繁殖牝馬から複数の産駒が誕生します。

そのため、競走馬によっては兄弟が存在するケースも少なくありません。

そして、兄弟が大舞台で活躍していたら不思議なことに兄弟全員が結果を残す可能性が高いです。

例えば、リアルスティールとラヴズオンリーユーはともに母が同じで2頭ともG1タイトルを手にしています。

このように、兄弟を通して能力を図ることも可能です。

ちなみに競走馬は『母方が同一』であれば兄弟扱いされます。

父馬はどんな馬でも兄弟となりますが、父母ともに被った場合は『全兄・全姉・全弟・全妹』と呼び、母のみ一致したら『半兄・半姉・半弟・半妹』と呼びます。

リアルスティールとラヴズオンリーユーは父がディープインパクトなので全兄・全妹の関係になります。

ノームコアとクロノジェネシスは父が違うので半姉・半妹です。

6:【2022年最新】主流血統とその特徴

勇ましいサラブレッド

毎年何千何万もの馬がターフを走っていますが、結果を残す種牡馬にはそれだけ多くの繁殖牝馬が集まるので、ターフを駆ける馬の血統はかたよりがちです。

現在日本で活躍している種牡馬を大別すると

  • ディープインパクト産駒
  • キングカメハメハ産駒
  • ハーツクライ産駒
  • ステイゴールド産駒
  • ゴールドアリュール産駒
  • ヘニーヒューズ産駒

この6種類が挙げられます。

日本競馬の主流となっているこの6つの産駒の特徴を紹介しますね。

6-1:ディープインパクト産駒の特徴

現役時代に無敗の三冠タイトルを手にしたディープインパクト。

現役時代は抜群の瞬発力と追い込み競馬で幾多のG1レースを制しましたね。

そんなディープイパクトの仔は若くして完成度の高い馬がたくさんいます。

2022年時点で8頭の産駒が日本ダービーを制しているように、デビュー時から高い能力を秘めている馬が多いですね。

また、父譲りの加速力も健在で、差しや追い込みを特異とする産駒も数多くいます。

その反面、年齢を重ねるにつれ能力の衰えがでやすく、人によってはディープ産駒は早熟と捉える人もいます。

事実、6歳以上のディープインパクト産駒で重賞を制したのは2021年の京都大賞典におけるマカヒキだけでした。

また、ディープインパクト産駒は芝で好走するかわりにダートの成績はそこまで高くありません。

若くして高い完成度を誇る反面、年を重ねるにつれ衰えやすいのがディープインパクト産駒の特徴です。

ちなみにディープインパクトは2019年に死去しましたが、産駒のキズナやトーセンラー、コントレイルが種牡馬入りしているので血が途切れることは当分ないです。

6-2:キングカメハメハ産駒の特徴

ディープインパクトの前の年のダービー馬であるキングカメハメハもディープインパクト同様数多くの優秀な産駒を輩出しました。

キングカメハメハ産駒はオールラウンダーが多く、芝でもダートでもG1ホースを輩出しています。

そしてキングカメハメハの最大の特徴はサンデーサイレンスの血を引いていないことです。

実は、競走馬は両親の血が濃すぎたら虚弱体質の馬が産まれやすいです。

人間でも兄妹同士で交配することはありませんが、理屈は全く同じなのです。

しかし、キングカメハメハにはサンデーサイレンスの血が全く入っていません。

そのため、サンデーサイレンスの血を引く優秀な牝馬と交配できるのです。

オールマイティに優秀な馬を輩出し、優秀な牝馬と交配できるのがキングカメハメハの特徴です。

なお、キングカメハメハもディープインパクトが亡くなった時期に亡くなりました。

しかし、産駒のロードカナロアやルーラーシップがポストキングカメハメハの役割を担っているのでディープインパクト同様血が途切れることはないでしょう。

6-3:ハーツクライ産駒の特徴

ハーツクライ産駒は個性のデパートです。

例えばダービー馬のドウデュースやワンアンドオンリーはハーツクライ産駒です。

若い時期から結果を残す馬も輩出していますが、本質は大器晩成型が多いことです。

例えば、東西グランプリを制したリスグラシューや世界リーディングトップに輝いたジャスタウェイは古馬になってから大成しました。

そのほかにも、元プロ野球選手の大魔神こと佐々木主浩さんが所有するシュヴァルグランやスワーヴリチャードも古馬になってからG1タイトルをつかんでいますね。

若くして活躍する馬もいますが、どちらかというと古馬になって活躍している馬が多い印象を受けます。

6-4:ステイゴールド産駒の特徴

現役時代は7歳まで活躍した『無事是名馬』ことステイゴールドは、スタミナとパワー、そして丈夫さに定評があります。

代表的なステイゴールド産駒はオルフェーヴルとゴールドシップです。

2頭とも力のいる馬場や長距離で結果を残していてステイゴールドのスタミナ・パワー・頑丈さをフルに活かして競馬界を盛り上げました。

また、オジュウチョウサンやフェノーメノはスタミナレースで結果を残しているように、中・長距離を得意とする馬が多いですね。

ステイゴールドは2015年に亡くなりましたが、現在はオルフェーヴルとゴールドシップが種牡馬として優秀な産駒を輩出しています。

いずれはステイゴールドも大系統に加わるかもしれませんよ。

6-5:ゴールドアリュール産駒とヘニーヒューズ産駒の特徴

この2頭は優秀なダートホースを多数輩出しています。

G1タイトルを11勝したコパノリッキーや逃げのスマートファルコン、安定感のあるゴールドドリームやクリソベリルはゴールドアリュール産駒でした。

一方ヘニーヒューズ産駒はダートでも短距離からマイルにかけて好走する馬を輩出しています。

有名な産駒はアジアエクスプレスやワイドファラオです。

この2頭は芝でも活躍しているのでヘニーヒューズ産駒のほうが芝適性の高い馬が多いです。

ダートレースを予想するのであればゴールドアリュールとヘニーヒューズに注目したいところです。

7:まとめ

今回は競馬ならではの予想ファクターである血統予想について解説しました。

血統は非常に奥が深くて勉強しがいがありますが、血統を極めるとなると相当時間がかかります。

当記事では、血統が気になる方に向けてあくまでも表面上の部分、血統の基本的な知識を紹介しました。

血統は予想にも役立ちます。

興味を持たれた方は血統について勉強してみてください。

血統を通して競馬を楽しんでいただけたら幸いです。